海外FX業者はどこを見て選ぶ?安全な選び方をご紹介します!
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海外FX業者と一言でいっても、その数はとても多くどこを見て取引する業者を選んだらいいのか分からないという方は多いと思います。それぞれのサイトを見ても業者の強みしか記載していませんし、口コミを見ると賛否両論の意見が溢れているため、判断基準に悩んでしまうと思います。そこで今回は海外FX業者を選ぶ時に何を見て選択すればいいか、正しい選び方についてご紹介します。ぜひ取引する業者を決める際に参考にしてくださいね!
海外FX業者を選ぶポイント
ここからは海外FX業者を選ぶためのポイントを複数ご紹介していきます。この内容を参考に、今検討している海外FX業者を見比べてみてくださいね!
金融ライセンスを取得している業者
金融ライセンスは海外FX業者の信頼度を測るための1つの基準となります。金融ライセンスとは、金融の事業を行うために各国の金融庁が発行している許可証のことを指します。国によってその基準は異なるので、取得する難しさも異なります。そのため、どこの国の金融ライセンスを取得しているかがとても重要です。
国内FX業者の場合、日本の金融庁が発行している金融ライセンスを取得していますが、海外FX業者の場合、日本の金融ライセンスを取得している業者はほぼないです。その理由としては、日本の金融ライセンスではレバレッジが最大25倍までと定められているからです。
海外FX業者が持っていて信頼度が高い金融ライセンスといえば、イギリスのFCA、キプロスのCySEC、オーストラリアのASIC等が挙げられます。この3つは審査基準が厳しいため、これのどれかを取得していれば信頼度が高い業者と言えるでしょう。しかし、現状ではこのような金融ライセンスを取得した状態で日本人向けのサービスを展開することができなくなっています。そのため、多くの業者が親会社ではそのような信頼度の高い金融ライセンスを取得し、日本人向けのサービスを展開するためのグループ会社を設立し、マイナーな金融ライセンスを取得するというケースが増えています。このことから、親会社やグループ会社がどの金融ライセンスを取得しているのかまでチェックしておくことをオススメします。
日本人のスタッフが複数在籍している業者
海外FX業者を選択する場合、とても重要になるのは日本人スタッフの有無です。ここでポイントなのは、「日本語に対応している」だけでは不十分で「日本人スタッフの在籍」というところです。日本人スタッフが在籍していることによって、日本語での対応が可能になったりイレギュラーな事態が発生した時にスムーズな対応が可能という点はありますが、それ以外にも重要な観点があります。海外FX業者の中には、時折詐欺を働くような業者も存在します。預かったお金を倒産して持ち逃げをしたというケースも過去には存在します。しかし、現地の日本人が在籍している場合だとそのような状態に陥りそうな時に事前に知らせてくれて最後まで返金対応をしてくれるといった場合もあるようです。それ以外の場合でも海外のスタッフだと細かいサービス等が足りない場合も多くありますので、日本人の望む充実したサービスを受けられない可能性がありますので、日本人が在籍している業者を選ぶといいでしょう。
また、日本人スタッフが1人いたとしても海外は日本と雇用体系が異なるので、簡単にクビになってしまうこともあり得ます。そのため、できれば複数日本人が在籍している業者を選んでおく方が安心でしょう。
信託保全がある業者
海外FX業者には信託保全は義務づけられていません。信託保全とは、政府が万が一の際に投資家が入金した資金を補填してくれるというものです。信託保全には「完全信託保全」と「一部信託保全」の2種類が存在します。完全信託保全に加入している海外FX業者を選択すれば、万が一会社が倒産してしまった時でも自分が入金した資金は補填されるので、その点安心感があります。
約定力が高い業者
約定力とは、海外FX業者がトレーダーから注文を受けた時にそれを成立させる力のことを言います。投資家が注文を入れたとしても、一気に売買の注文が殺到する時等はそれが不成立になってしまうこともあります。もし注文が通ってなければそれは損益が確定したことにはならないため、約定力が低いと思わぬ損失に繋がってしまうケースもあるということです。
約定力は大きく分けると、「約定スピード」と「約定率」の2つの観点から見る必要があります。「約定スピード」とは、投資家が取引の注文をしてから実際にその注文が成立するまでの時間のことを指します。このスピードにラグがあるとその時間で相場が異なってしまい、損益が変わってきてしまうことがあります。「約定率」とは、注文したタイミングに提示された取引金額と同じ金額で売買が成立した確率のことです。
約定率の低さを軽視してしまうと、重要なタイミングで大きな損失に繋がってしまいます。重要な経済指標が出されるタイミングでは投資家の心理が動くので、注文が殺到する場合があります。そのような状況で注文に追いつかずに不成立になってしまうと、思わぬ形でチャンスを逃すこととなってしまいます。また、スキャルピングを行いたいと思っている人は特に約定力が重要となりますので、注意が必要です。事前に口座を開設する際にしっかりと情報収集をしてチェックしておくようにしましょう。
スプレッドが狭い業者
海外FX業者を選ぶ際にはそのスプレッド幅が重要です。スプレッドとは、買値と売値の差のことを指し、この差はFX業者に手数料として差し引かれます。そのため、スプレッド幅が狭い方が利益が出しやすくなります。スプレッド幅は業者によって異なりますが、業者が提示している数字がどこまで正確か分からない部分もあるため、実際にその口座を使っている人の口コミ等を見てみることをおすすめします。
実際に使っている人の口コミがよい業者
海外FX業者の㏋にはそれぞれ業者が提示している約定力やサービス等が記載されていますが、その数値がどれくらい現実に起こっているのかを判断することはできません。その際に重要になるのが口コミです。投資家の人が実際にその口座を使ってみて、「使いやすい点」「少し気になる点」等の口コミを書いた記事やコメントはネット上に溢れています。その情報を参考にして、自分が使いやすいと思う業者を選ぶといいでしょう。いくつか口座開設をしたいと思った業者があった場合、その業者についての情報をSNSで探してみるというのも重要でしょう。
出金拒否や詐欺等の情報が少ない業者
海外FX業者の中には、出金拒否を行っている業者や詐欺を働いている業者も存在します。このような業者に当たってしまうと思わぬ損失を招いてしまいます。しかし、実際にはそのような事実はないのに損失を出した腹いせにそのような悪い口コミを記載している人も存在します。ただ、あまりにも多くの悪い口コミが殺到している業者は避けておく方が無難でしょう。
まとめ
いかがでしたか?海外FX業者はたくさんありますが、安心して運用できる条件がそろった業者はそんなに多くはありません。その中から自分の取引にあった業者を選択するようにしましょう。最終的には自分の好みになってくるので、まずはさまざまな業者の口コミ等を見てみるようにしましょう。