海外FXでは「ロスカット水準」が肝!負けない投資をするためのロスカットとレバレッジの関係性について
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海外FX業者では、日本では考えられない高いレバレッジや豪華なボーナスが大々的に広告されているため、その数字の方が目につきがちですが、実は負けない投資をするためには「ロスカット水準」にも注目しておく必要があります。そこで今回は「ロスカット水準」とレバレッジの関係性について解説しておきたいと思います。
ロスカットについて
ではまずロスカットの基本的な知識について解説していきます。FX初心者の方でロスカットについてあまり分かっていないという方はまずこちらでロスカットについての知識をつけるようにしましょう。
ロスカットとは
ロスカットとは、含み損が一定水準に到達した際に、投資家の損失が大きくなりすぎないように証券会社が強制的にポジションを決済する仕組みのことを言います。FXとは、レバレッジを使って小さい資金でより大きな利益を出すことができる投資方法ですが、レバレッジがかかっている分、予想と逆に相場が一気に反転した際に大きな損失を出してしまう可能性があります。そのため、ロスカットといったシステムが用意されているのです。
ロスカット水準とは
このロスカットをどのタイミングで行うのかを定めているのが、「ロスカット水準」になります。ロスカット水準はそれぞれの証券会社によって異なる数字が定められていますが、ロスカット水準が低いほど自分でポジションを長く持つことができるので、より負けにくい投資ができます。
ロスカット水準の定め方
ではここからはロスカット水準とはどのように定められているのかについて説明します。
ロスカット水準は証拠金維持率の%で定められています。例えば、ロスカット水準が20%の業者の場合、証拠金取引維持率が20%を切った場合に証券会社から強制的にポジションを決済される、という意味合いになります。
証拠金維持率とは
証拠金維持率とは、今持っているポジションに対してどれくらい口座に余裕があるかを示している数値になります。
証拠金維持率は
有効証拠金÷必要証拠金×100
という計算式で割り出すことができます。
MT4等のプラットフォームでは表示されているため、その数値を見れば一目瞭然ですので、参考にしてみてくださいね。
ちなみに必要証拠金とは、ポジションを保有するために必要とされる証拠金のことを指します。
注文した時の価格×エントリー枚数÷レバレッジ
上のような計算式で算出することができます。
証拠金維持率の計算例
10万円の証拠金に対して、5万円の証拠金でポジションを保有した場合、10万円÷5万円×100=200%となります。その後、6万円の含み損を抱えてしまった場合、有効証拠金は10万円-6万円=4万円なので、4万円÷5万円×100=80%となります。このように証拠金維持率は相場の変動とともに変化していきます。
海外FXでロスカットされるまでの許容量を増やす方法
海外FXでロスカットにならないためには、まずはロスカットされるまでの許容量を増やすことを考える必要があります。それに影響を与えるのは、「ロスカット水準」と「レバレッジ」です。ではここからはこの2点について解説していきます。
ロスカット水準が低いとロスカットされにくい
ロスカット水準が低いほど、ロスカットされにくい状態を作ることができます。ロスカットを防ぐため、基本的には証拠金維持率は300%あたりをキープするようにしておく方がベターだと言われています。しかし、相場の動きによっては突然証拠金維持率が下がってしまうこともあり得ます。その際にロスカット水準が高いとすぐに強制的に決済されてしまいます。ただ、ロスカット水準が低いと相場がまた反転して動くまでポジションを保有することもできるので、その分ロスカットされづらく負けるリスクも回避できると考えられています。
レバレッジが高いとロスカットされにくい
レバレッジが大きいとその分、取引に必要な必要証拠金が少なくなります。そのため、ロスカットされるまでに余裕が生じます。そのため、レバレッジが高い方がロスカットされづらいと考えることができます。
ロスカットされないための対処法
ここからはロスカットを避けるために、できる対処法についてご紹介していきます。
ロスカット水準の低い海外FX業者を選ぶ
ロスカット水準はそれぞれの証券会社によって定められており、その数値は異なります。そのため、ロスカット水準が低い証券会社を選択することでロスカットになってしまう可能性を下げることができます。海外FX業者の平均的なロスカット水準は20%となっています。また、iForexは0%なので、その分ギリギリまでポジションを持つことができるでしょう。
最大レバレッジが高い海外FX業者を選ぶ
最大レバレッジが高いとその分ロスカットまでの余裕が発生します。海外FX業者の中では最大レバレッジがかなり大きい業者も存在します。GEMFOREXは最大レバレッジが1000倍となっているため、その分ロスカットになる確率を下げることができます。
資金いっぱいで取引をしない
FXを始めて行った方がよくやる間違いとして、入金した資金の限度額いっぱいで最大レバレッジをかけて取引をしてしまうという方がいます。その場合だと、少し相場が動いただけですぐにロスカットになってしまう可能性があります。そのため、自分の資金とレバレッジを考えて事前に計算して取引を行うことをおすすめします。証拠金維持率はだいたい300%をキープするような形で運用する方がベターだと言われています。そのため、その時の証拠金維持率に合わせて取引を行うようにしましょう。
証拠金を追加で入金する
証拠金維持率が下がってきてロスカットが危惧されるときに、追加で証拠金をすることで証拠金の%を高めることができます。証拠金維持率が下がってきているという状態は、ポジションを持ったまま相場が予想と逆に動いている状態なので、追加で入金しても相場の動きが大きく耐えきれなければ追加資金も溶けてしまう可能性もありますので、その点は注意が必要です。
持っているポジションをいくつか決済する
その時点で保有しているポジションの一部を自分で決済することによって、必要証拠金を減らすことができるのでその分証拠金維持率を下げることができます。そのため、今持っているポジションの中でいくつかを選択して決済をし、証拠金維持率を下げましょう。
レバレッジとロスカット水準を見て業者を選ぼう
海外FX業者はさまざまありますが、ロスカットにならない運用方法を行いたいのであれば、レバレッジとロスカット水準のバランスを見て海外FX業者を選択する必要があるでしょう。バランスのよい証券会社は、GEMFOREXとFBSです。GEMFOREXは最大レバレッジが1000倍、レバレッジ水準が20%となっており、FBSが最大レバレッジが3000倍、レバレッジ水準が20%となっています。ロスカット水準だけを見るとiForexの0%が圧倒的な数値だと言えるでしょう。
バランスのよい業者で口座を開設し、証拠金維持率を意識した負けない投資を行いましょう。
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